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AUDI Q3(第一世代)のマイナーチェンジ変更点を教えます!

プレミアムコンパクトSUV市場に2012年にBMW X1に2年遅れて登場したAUDI Q3。 競争が激しいCセグメントでBMWやメルセデス・ベンツと渡り合っている名車A3をベースに開発がされており、華美でなく質素でもないスッキリした上品なインテリアデザインから女性にも人気が高いモデルです✨

今回の解説シリーズはドイツプレミアムブランド御三家のひとつであるAUDIの主力車種Q3のマイナーチェンジの解説です!

2015年5月にマイナーチェンジされました!

マイナーチェンジしてどこがどう変わったのかを解説していきます!(PCやタブレットでご覧の方は写真をクリックすると拡大表示します)

注)写真の見方:全て左側がマイチェン前 右側がマイチェン後で配置してあります。

①基本サイズ

マイナーチェンジしてもサイズは変わりません!

 

 

 

 

全長4385mm x 全幅1830mm x 全高1615mm

ホイールベース 2605mm

ラゲージスペース 460L ~1365L

②ラインナップ

2012年販売当初は2モデルのみでした~(笑) 価格は税込み。

① 2.0 TFSI quattro 170ps   ¥4,090,000

② 2.0 TFSI quattro 211ps   ¥4,790,000

当初はAUDI 自慢の4WDシステム、クワトロモデルのみ!

2014年8月に2WD「FF」モデル 1.4TFSIが追加されました!

 

マイナーチェンジ後  

① 2.0 TFSI quattro 180ps     ¥4,690,000

② 2.0 TFSI quattro 220ps     ¥5,390,000

③ 1.4 TSFI                              ¥3,790,000

④ 1.4 TSFI Sport                  ¥3,960,000

 

注)TSFIについては別ブログにまとめました。

③ヘッドライト形状の変更

HIDヘッドライトのレンズ形状を変更しました!またLEDによるデイタイムライトが組み込まれています♪

 

 

 

 

 

 

 

 

オプションとなりますが、LEDヘッドライトを新採用しています✨もちろんデイタイムライトが組み込まれています!

 

 

 

 

 

④フロントグリルのデザイン変更

フロントグリルを縦桟基調から横桟基調へ大きく変更!より力強い印象となりました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドライト部のメッキ枠を拡大。都会的なお洒落感を漂わせます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑤フォグランプ

フォグランプホールを拡大した一方でフロントフォグランプを廃止しヘッドランプユニット内に「オールウェザーランプ」を追加しました。オールウェザーランプはHID、LEDタイプとも装備されます!

 

 

 

 

 

 

 

 

フォグランプ(前期)&オールウェザーランプ

                   

 

 

 

 

 

 

 

ヘッドランプの高性能化により、十分な光量が確保されているとのメーカー判断からフォグランプはAUDI、VWでは無くなる方向です!(でも濃霧ではやはり黄色いフォグが欲しいところです!白色光では霧に反射してしまいとても見にくいです・・・)

⑥リアコンビネーションランプ

リアコンビネーションランプのレンズ形状が変わりました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑦リアバンパー内リフレクター

リフレクター形状を変更しました!内側の三角の向きが逆向きに・・・ちゃんと見ないと気づきません(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

⑧リアバンパー下部デザイン

S line パッケージのリアバンパー下部を無塗装からボディ同色に変更!

 

 

 

 

 

 

 

 

⑨マニュアルエアコン追加

「1.4 TSFI」系にマニュアルエアコンを採用・・・安心してくださいオプションでオートエアコンも選択できます♪

 

 

 

 

 

オートエアコンのエアコンパネルダイヤル部のシルバー加飾を縮小✨

 

 

 

 

 

    

⑩MMI(マルチメディアインターフェイス)の加飾変更

スイッチの中央部をシルバー加飾!

 

 

 

 

 

 

 

          

 

⑪パワートレインの改良

2.0 TSFI

最高出力170ps    →  マイチェン後:180ps  

最大トルク280Nm/1700~4200rpm → マイチェン後:320Nm/1400~3900rpm

燃費 12.7km/L    →マイチェン後:15.0km/L  (JC08モード)

 

最高出力211ps    →マイチェン後:最高出力220ps

最大トルク300Nm/1800~4900rpm   → マイチェン後:350Nm/1500~4400rpm

燃費 12.6km/L    →マイチェン後:14.9km/L  (JC08モード)

 

 

 

 

 

 

 1.4 TSFI

最高出力150ps    

最大トルク250Nm/1500~3500rpm 

燃費 17.4km/L    

*トランスミッションが7速ではなく6速Sトロニックとなることご注意下さい!

まとめ

Q3のマイナーチェンジは外装、内装はさほど変わった印象はありませんが、⑪であげた2.0Lモデルのパワートレインの改良で、より低回転域からフルトルクを発生させ、その数値も約15%アップとなっています!

また燃費の向上も約20%改善しています✨

エンジンの高出力化と省燃費化はトレードオフの関係にあるというのが筆者の認識でしたが、この2つを両立させているのが何気に凄いです♪スペックシートを読み込んでも車両重量を軽量化した訳でもなく、変速ギア比を変えた訳でもなくどのようにして燃費を改善させたのかわかりませんでした・・・またカタログにも何も改良点の記載もなく、AUDIの懐の広さを感じさせます(笑) 思いつくのはエンジン、トランスミッション廻りの摺動部の低フリクション化や燃料噴射プログラムの最適化くらいですが、関係者の方、おわかりになる方是非教えて下さい<(_ _)>

マイナーチェンジの大きな違いは明らかにパワートレインの改良と言えるでしょう!

またAUDI車共通して言えるのはオーディオの装備が充実しており、標準スピーカー数が8か10というのも魅力のひとつです♪(通常他ブランドでは標準スピーカー数は4か6が多い)

この点については過去のブログでも取り上げていますのでご興味のある方は覗いてみて下さい!

次回は世界一の自動車メーカー、フォルクスワーゲンのSUV車、ティグアン初代のマイナーチェンジの違いについて解説する予定です✨

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