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アウディQ2のラゲージスペース(荷室)の寸法サイズを徹底調査!

これまで2回にわたりGLA, X1のラゲージスペースのサイズにつき解説してきました。今回はアウディの売れ筋SUVであるQ2でも同様の手法で実測しましたので是非ご覧ください。

Q2は2017年に日本市場にデビューしたコンパクトSUVです。立体駐車場に入るサイズで都市部を中心に人気のモデルとなっています。

採寸方法

採寸は前回と同様の手法で実測しました。(写真をクリックすると拡大します)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q2の荷室寸法

まずは基本となるトノカバーを付けた状態での採寸結果です。なお、Q2の大きな特長として荷室面を2段階に高さ調整できることです。前回、前々回調査したGLAやX1には無い機能です。        今回は使い勝手を考慮して荷室面を1段下げた状態で測定しました。

 

 

日帰りバーベキュー

前回と同様に日帰りバーベキューセットを積んでみました。家族4人での想定です。

 

荷物を載せた写真はこのとおりです。実感としてまだまだ載せるスペースがあります。木炭あと1箱は軽く積めるでしょう。

 

そしてトノカバーを外した場合、天井まで約240mmの空間がありますので、椅子なら2,3脚、あるいは小ぶりの旅行鞄2つ置けます。

 

トノカバーについて

トノカバーは単純な1つの構成となっていて、取り外し、取り付けはワンアクションで簡単にできます。しかしながらトノカバーをトランク内に収めることは出来ません。外す場合は自宅に保管するしかないでしょう。

 

トノカバーを外した場合のトランクサイズになります。

 

 

トランク手前の窪み(ポケット)

トランク手前の窪みはGLAやX1のような大きなものではありません。控え目な大きさとなっています。

なお、今回の対象車には高速道路上で非常停車した際に着る反射型ベストが2枚装備されています。

 

 

左側のポケット写真です。もちろん、12V電源ソケット付きです。ポータブル冷蔵庫やポータブル電源の充電に使えます。

 

 

右側のポケット写真です。

 

左右のポケットを使った最大幅は1230mmとGLAやX1のサイズより狭いです。

 

この最大幅を使って、ゴルフバッグが横積みできるかを試してみました。

 

残念ながら1本もゴルフバッグは横積み出来ませんでした。

ゴルフバッグの標準的な長さは1230mmなので計算上は収まるはずですが、ポケット部が小さすぎてゴルフバッグの底面がポケット部に入りきらないため、横積みは無理でした。斜めにしても無理でした。トランク奥行もGLAやX1より短いためです。

ここは素直に縦積みですね。

 

 

後席の倒れ方

さて後席は60:40の2分割可倒式となっており、先ほどのゴルフバッグ2本縦積みの際には60部分を使いました。

右側60%

 

左側40%

 

100%倒した場合。 トランク面を1段下げた状態だとフルフラットにはなりません。

 

トランク面を上段にしておけば、ほぼフルフラットになります。  前回のX1や前々回のGLAではシート形状のためかフルフラットにはならなかった点で違いが見て取れます。

 

サブトランク

トランク床を持ち上げると、サブトランクが出現します。 スペアタイヤが標準では付かず、パンク修理キットしかないので、かなり広いサブトランクスペースです。計算上の容積は59Lにもなります。イメージとしては灯油缶(18L)3つの容積です。(トランク座面を下段に下げた状態で)

 

このサブトランクにパンク修理キット、洗車セット、ブースターケーブル、非常用ランタン、傘、三脚、タイヤチェーン、毛布等なんでも収まります。

 

まとめ

測定値を表にしてみました。

Q2の特長はトノカバーを付けたままで、トランク面を下げた状態で使えば、GLAやX1より容積が約40L大きいということです。 灯油缶2つ分ほど大きいということです。

但し、トノカバーを外してしまうとライバル車と同等かそれ以下になってしまいます。

Q2トランクサイズ X1 初代型トランクサイズ GLAトランクサイズ
トノカバー付けたままの状態
幅(mm) 990 950 1040
奥行(mm) 720 880 800
高さ(mm) 590 450 450
計算上の容積(L) 492 448 431
カタログ値(L) 405 420 421
トノカバー外した状態
幅(mm) 990 950 1040
奥行(mm) 720 880 800
高さ(mm) 830 740 710
計算上の容積(L) 663 691 591
カタログ値(L)
後席倒した状態
幅(mm) 990 950 1040
奥行(mm) 1530 1630 1630
高さ(mm) 680 840 710
計算上の容積(L) 1030 1301 1260
カタログ値(L) 1050 1350 1235
サブトランク
幅(mm) 770 740 670
奥行(mm) 700 730 650
高さ(mm) 110 50 110
計算上の容積(L) 59 27 48
カタログ値(L)
トランク左ポケット部
幅(mm) 300 330 260
奥行(mm) 150 140 70
高さ(mm) 195 420 120
計算上の容積(L) 9 19 2
トランク右ポケット部
幅(mm) 215 320 260
奥行(mm) 80 190 70
高さ(mm) 180 420 350
計算上の容積(L) 3 26 6

 

おまけ

Q2にはオプションで電動テールゲートが付きます。最大跳ね上がった高さは1930mmです。

もちろん、開閉スイッチを好みの高さで長押しすれば、その高さを記憶するようになっていますので駐車場に高さ制限がある場合は事前に高さ調整しておくことをお勧めします。

 

いかがでしたでしょうか? 立体駐車場に収まりトランクスペースの実用上の大きさも兼ね備えたアウディQ2。マキオコーポレーションにも在庫がありますので、気になる方は是非見に来て下さい!

 

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