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輸入SUVの4種ステアリングホイール!比較してみました

今回は、メーカーごとに違うステアリングホイールを比較してみました。

 

ちなみに、ハンドルという方もいらっしゃいますが・・・

 

ハンドルは英語でhandleとなり動詞として「〜に手を触れる、〜を操る、〜を処理する」名詞として「柄、取っ手」になります。

 

辞書を調べると「車のハンドルについては『steering(ステアリング)』を用いる」と書かれていていますので

 

名詞としての「ハンドル」はあくまでも「取っ手」であり、車の舵取り装置の意味で通じるのは日本だけなので注意しましょう!

 

チルト機構とテレスコピック機能とは?

 

自分に合ったステアリングホイールの位置に調整するためのもので

 

チルト機構はステアリングの上・下の動きで持ちやすい高さに調整、テレスコピック機能はステアリングの手前・奥の動きのことを指します。

 

手動で動かすことが多いですが、最近では電動で調整したりステアリングやシートの位置を記録してエンジンをかけただけで記録した位置に自動的に動いてくれたりもします。

 

👇電動でステアリングを動かすときのスイッチ

 

BMW

・Mスポーツ・レザーステアリング(X1 xDrive18d Mスポーツ)

直径 37cm
太さ上部 約11㎝
太さ横・下部 約11.5㎝

チルト機構は約3㎝動き、テレスコピック機能は約6㎝可動します。

 

 

左側にクルーズコントロール関係の機能、右側にオーディオや音声入力ボタンを配置をしています。

 

ウォークナッパーレザーの質感がいいですよ✨

 

3本スポークの細いデザインの為、スポーツ感を演出しています。

 

スイッチ間隔が狭くなっていますが操作は問題なしです。

 

ステアリングとメーター上部の曲線が一体感があり美しいです。

 

・xLine・レザーステアリング(X1 xDrive18d xLine)

直径 37cm
太さ上部 約10㎝
太さ横・下部 約10.5㎝

チルト機構は約3㎝動き、テレスコピック機能は約6㎝でMスポーツと同じで操作ボタンの配置も同様です。

 

車速設定はダイヤルを上下して行い、車間設定はボタン式で動作を分けることで操作性を高めていると感じます♪

 

スイッチパネルは大きくデザインされていて、ボタンも独立していて指が太い人でも安心です!

 

太さはMスポーツに比べると1㎝細く作られています。

 

サムレスト上部は太くできているので親指がかかりやすいです。

 

メルセデス・ベンツ(GLC250 4マチック)

直径 37cm
太さ上下部 約11㎝

チルト機構は約3㎝、テレスコピック機能は約6㎝可動します。

 

左側のスイッチはマルチファンクションの作動、ラジオ・メディアの選択、音声認識機能の停止。

 

右側は電話の操作・音量の調整・音声認識機能の作動になります。

 

クルーズコントロールは左側のレバーで操作します。

 

👇クルーズコントロール

細部にまでデザインのこだわりを感じます✨

 

握り心地もサムレスト部分の表面にくぼみのデザインがあり手汗が抑えられ、滑り止めの効果があります。

 

ステアリング下部のメタルパーツがラグジュアリー感が出てます♪

 

MINI

・現行型クロスオーバー クーパーD

直径 36cm
太さ上下部 約11㎝

チルト機構は約3㎝でメーターも上下します。

 

テレスコピック機能は約5㎝可動します。

 

左側は、クルーズコントロール関係で右側は音量調節や放送局の変更になっています。

 

ステアリング上のスイッチは、丸を基調としたデザインでMINIらしい個性あるデザインです✨

 

ステアリングの縫い目が大きい為、デザイン性にも優れ滑れにくい工夫が施されています。

 

YOURSパッケージが付いているとステアリングにユニオンジャックが入るのがオシャレです♪

・先代クロスオーバー クーパーSD

直径 36cm
太さ上下部 約11㎝

チルト機構は約3㎝、テレスコピック機能は約5㎝可動します。

 

ステアリングを上下に動かしますとメーター類も一緒に動くのでステアリングごしのメーター風景は変わらないです。

 

操作ボタンが無いから、シンプルな作りですが、

 

インパネやエアコンの吹き出し口との曲線の調和がMINIらしさを感じさせます。

 

縫い目の凸凹も小さいので気になりません✨

 

縫い目に関しては中古車なので、摩耗や馴染みかたなどで感覚が変わってくると思います。

 

アウディ(Q3 2.0TFSIクワトロ 170PS)

直径 37cm
太さ上下部 約11㎝

チルト機構約3㎝、テレスコピック機能約4.5㎝になります。

 

左側はドライバーインフォメーションシステムの操作で運転中はほぼ使わないです。

 

右側は音量調整・ラジオ・メディアの切り替え・音声認識・NAVのスイッチで走行中は音量調節ぐらいしか使わない気がします・・・

 

ホーンパッドの上部が平らなデザインの為、メーターは1番見やすい感じです。

 

サムレスト上部の出っ張りは上記3車種と比べると小さめに作られています。

 

4本足のデザインはどこを握ってもしっくりくる感じです!

 

車名 直径 太さ チルト機構 テレスコピック機能
BMW Mスポーツ 37㎝ 上部約約11㎝ 横・下部約11.5㎝ 約3㎝ 約6㎝
BMW xLine 37㎝ 上下部約10㎝ 横約10.5㎝ 約3㎝ 約6㎝
ベンツ GLC250 37㎝ 約11㎝ 約3㎝ 約6㎝
MINI クーパーD 36㎝ 約11㎝ 約3㎝ 約5㎝
MINI クーパーSD 36㎝ 約11㎝ 約3㎝ 約5㎝
アウディ Q3 37㎝ 約11㎝ 約3㎝ 約4.5㎝

 

⑥まとめ

今回は在庫車の中から4車種をピックアップしてステアリングの比較をしてみました。

 

以前は保安基準で直径35㎝以上とありましたが現在は明確な基準はありません。

 

3社の直径は同じで太さは4社同じサイズでした。

 

チルト機構は約3㎝、テレスコピック機能は約4.5㎝~約6㎝可動します。

 

ここで重要なのはテレスコピック機能!

 

これがあるのとないのじゃ大違いです。

 

実は、テレスコピック機能は様々な車がありますが全車標準装備しているわけではないのです。

 

最適な運転姿勢を得るには必要な機能ですが、

 

ステアリングロッドを伸縮可能な望遠鏡のような構造にする必要があります。望遠鏡をイメージすればわかるように伸ばすことによって剛性がとても低くなってしまいます。

 

ステアリング系の剛性が低くなると操舵フィーリングが悪くなり、ドライビングする楽しみや正確性が失われてしまいます。

 

そのため、軽自動車や安価なスモールカーですとステアリングロッドの剛性が低くなり、重量が増しコストが大幅に高くなるので装備されていないことがあります。

 

輸入SUVであれば乗車時に最初に目に入るステアリング、各メーカーこだわりのデザインに安全運転をサポートする機能性ステアリングの進化を感じられると思います。

 

座席位置とチルト機構&テレスコピック機能で最適なドライビングポジションで安全運転を✨

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