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種類で様々!ヘッドライトについて

最近ではヘッドライトにも色々な種類や形が様々あります。

 

今回はヘッドライトについてとBMWのヘッドライトについて解説していきます。

 

①ヘッドライトの種類

まずはじめにヘッドライトの光源の種類ですが、主に使われているのは

  • 「ハロゲン」
  • 「HID」
  • 「LED」

の3種類になります。

これらヘッドライトの光源は寿命・耐久性・コストが違い、用途や車種によって使い分けられています。

 

ハロゲンライト

 

 

 

 

 

ハロゲンは、電球内部に不活性ガスとハロゲンガスを封入して、フィラメントに通電した際に発光する光を利用したライトです。

 

価格が安いことから広く普及し、現在、世界的にはヘッドライトの約90%、国内でも約60%がハロゲンだと言われています。

 

特徴は価格が安く、交換も容易で自分でも簡単に交換が出来ることです。

HIDライト

 

 

 

 

 

HIDとはフィラメントの発光に頼らないライトで、発光管とよばれる容器のなかに、一対の電極が配置され、蛍光灯のように電極間で放電するときの発光を利用しています。

 

別名キセノン、ディスチャージなどとも呼ばれます。

 

HIDの特徴は消費電力が少ないことと、発光が強くて明るいことが挙げられます。

LEDライト

 

 

 

 

 

LEDは発光ダイオードを使ったライトで、小さなチップが発光する仕組みです。

 

複数のチップを並べて発光させるので、ヘッドライトを設計する際のデザインに自由度が上がります。

 

また、HIDと同様に消費電力が少ないことや寿命が非常に長いことなどの特長があり、とてもメリットの多いライトです。

 

デメリットがあるとすれば他の二つのライトに比べて価格が高いことが挙げられます。

 

②ヘッドライトのデザイン

X1( E84 )

デザインは全体的に曲線的でデイライトも丸く光ります。

 

伝統の丸目4灯の丸型のコロナリングライトで、通称イカリングや、エンジェルリングなどとも言われています。

 

光源はHIDヘッドライトを採用していて、ハイビーム・ロービームともにHIDを使用したバイキセノンライトになっています。

 

グリル側のライトにはオプションでアダプティブライトを付けることが出来ます。

 

X1( F48 )

デザインは全体的に直線的でデイライトも六角形に光ります。

このデザインはヘキサゴンライトと言われ、2017年の5シリーズから採用され始めました。

光源はLEDヘッドライトを採用していています。グリル側のライトにはオプションでアダプティブライトを付けることが出来ます。

 

③デイライト

デイライトとは、日中に点灯させるライトのことで、昼間にライトを点灯させることで周りの車や歩行者から認識されやすく、事故防止や安全運転に繋がります。

 

ヨーロッパではデイライトの装備が義務化されています。

 

日本においては商用車での運用がメインでしたが、近年は乗用車でもデイライトを装備する車が増えてきました。

 

BMWでは2017年8月31日から全車に標準装備としてデイライトが付帯されるようになりました。

 

デイライトはデザイン性が高く、各メーカーや車種によって様々なデザインのデイライトが存在しています。

 

BMWのデイライトは、コロナリングライト及びヘキサゴンライトと同じ形に光るデザインになっています。

 

④アダプティブライト(コーナーリングライト)

https://bmw.motoren-glanz.co.jp/glossary/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96-led-%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88/

アダプティブライトは、コーナーリング時にステアリングの動きに反応して曲がる方向に光を照射することでコーナー先の視認性向上を図ったものである。

 

今までのヘッドライトでは照らすことが出来なかった場所を照らすことが出来るので、障害物や歩行者などを早期に発見しやすく、安全性の面で非常に有用なライトだと思います。

 

⑤まとめ

ヘッドライトは安全面において重要な装備になりますので、もし現在夜間走行時に少し暗かったり、見にくいなと感じるのであれば、ヘッドライトの光源を新しいものに交換することをおすすめします。

 

現在ヘッドライトの主流はLEDで、総合的に見てLEDがおすすめの光源ですが、他の光源にもメリットがあるのでそれぞれに合ったライトを選ぶと良いと思います。

 

ちなみに最近、LEDの次の技術として注目されているのがレーザーライトと言われるもので、大きさはLEDの1/10で照射範囲はLEDの約2倍あります。

 

そして高効率といわれるLEDよりもさらに30%も優れたエネルギー効率を実現しているライトが新たに出てきました。

 

今後も新しいライトが色々と出てくると思うので、その都度試して自分が見やすいなと感じるライトに変更したらいいのではないかと思います。

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