BMWの「iDrive」とは!世代ごとや機能について解説します
初めて輸入車を乗ると日本車と違いボタンや操作が戸惑う方が多いと思います・・・
ナビゲーションやオーディオも慣れるまでは大変ですが、使っていくうちに良さに気づきます✨
今回は、そんなBMW「iDrive」について世代ごとにまとめてみました!
①そもそも「iDrive」とは?
BMW「iDrive」とは市販モデルで登場したのが2001年、7シリーズから搭載された多数のスイッチ機能を統合した物です✨
ナビゲーションやオーディオ、車両情報の表示などが出来る車の管制システムです。
搭載から20年たち現在は第7世代を登載しており、2021年3月12日に第8世代が発表されました!
では紹介していきます♪
・第1世代
第1世代はディスプレイのiDriveメニューが十字のレイアウトになっています。
コントローラーがダイヤルとMENUボタンのみのシンプルな作りでした!
当時はタッチパネルよりも安全性が高いという発想でしたがシンプルな作りな分、操作性が市販のナビより劣っていました・・・
戻るボタンがないので毎回MENUボタンかダイヤルを動かす不便さがありました(´;ω;`)
・第2世代~第4世代
👇第2世代
👇第3世代
👇第4世代
第2世代は第4世代までの「iDrive」の原型です。
ディスプレイ画面の変更、コントローラーボタンと7つのボタンに変わり
第2世代はMENU画面の一番上がCD/マルチメディア、現在位置のマークが赤くなっています。
👇第2世代の現在位置マーク
第3世代はMENU画面の一番上がマルチメディア、現在位置のマークが青くなっています。後期モデルからダイヤル部分がタッチパッドに対応していきます✨
👇第3世代現在位置マーク
👇第4世代現在位置マーク
第4世代は第3世代とあまり変わらないようになっています。
細部のアップデートを施したような形です♪
👇コントローラーも最初はダイヤルが小さくなっていますが、途中から大きくなります!
・第5世代~第7世代
👇第5世代
👇第6世代
👇第7世代
第5世代ではメニューの画面が横並びの6タイトルになっています。
第6世代は3タイトルごと2ページに変更されています!
👇コントローラーはMEDIAの下がCOMボタンに変わります(第5世代・第6世代)
第7世代になるとAI搭載になりCD/DVDは非搭載に・・・
カセットテープやMDにマイベストを作っていた頃が懐かしいです・・・
②安全機能
「iDrive」はどんどん進化するにつれて安全機能も中身に組み込まれています!
・レーンディパーチャーウォーニング
時速60km以上で走行中、車線から外れそうになると警告してくれる機能
・前車接近警告機能・衝突回避、被害軽減ブレーキ
前車に接近しすぎた場合に警告灯で注意してくれて、急速に接近した場合には警告音を発してブレーキアシストが作動します。
前方の自動車や歩行者を検知し追突の危険性が高まったら、まずは音や警告灯などで警告しドライバーにブレーキ操作を促します。
追突や衝突の可能性が高いとシステムが判断して、自動的にブレーキが作動し、衝突被害の軽減を図る装置です。
歩行者も検知します。
・アクティブクルーズコントロール
レーダーやカメラで前走車との距離を測定して一定の車間距離を保ちながら、自動的に追従するシステムです✨
高速道路でこの機能を使えば・・・
(1)安全な車間距離制御による追突抑制
(2)アクセルやブレーキ操作の自動化によるドライバーの疲労軽減(とくに低速渋滞時)
(3)加減速の適正化による車間距離のばらつき抑制とそれによる渋滞緩和
といったメリットがありますが過信は厳禁です💦
アクティブクルーズコントロールの解説動画はこちら。
④ドライブを楽しめる機能
・ドライビングドライズパフォーマンスコントロール
スポーツプラス、スポーツ、コンフォート、ECO PROといったドライバーの求めるスタイルに、スイッチ一つで好みの走行モードに切り替えることができます✨
👇スポーツプラス
👇スポーツ
👇コンフォート
👇ECO PRO
④まとめ
「iDrive」について色々まとめてみましたが、段々と進化してきて3月には第8世代が発表され
ますます使いやすく機能も向上してドライバーをサポートしてくれるでしょう。
「iDrive」のようなシステムが各メーカーでも標準になってきています。
BMWで気になるお車があった際に
- 「iDrive」は何世代目のものか。
- 安全装備は付いているのか。
気にしながらお探ししてみるのもいかがかと思います。
最後にマキオコーポレーションの在庫はこちらですので、良かったらチェックしてみてくださいね。