ワイパーは大丈夫ですか?実は進化しています!
皆さんの車のワイパーは大丈夫でしょうか?
拭き残しや、ゴムが切れていたり、動いているときに異音がしたり・・・
地味に消耗頻度が高いとは思います(笑)
筆者のような面倒くさがりからは、「ワイパーなんて、雨の日に前が見えればいいじゃん」といった声がありそうですが、
ワイパーって結構進化してるんですよ!
それについて色々紹介していきます✨
ワイパーの歴史
ワイパーの基本動作は、1903年にアメリカの「メアリー・アンダーソン」という女性によって発明され特許が所得されました!
ガラスに雪が降りつけていて、運転手が道路を見ることができない場面にしたときにアイディアが出たとされています✨
1908年に手動式↓
参照:https://octane.jp/articles/detail/5754
手動式の後に、キャブレターを利用して動くワイパーが登場♪
これは、エンジンの回転数に応じて、ワイパーの速度が変化するシステムでした!
1926年に、今じゃ有名な「BOCSH」が電動モーター式のワイパーが開発しました✨
参照:https://gazoo.com/column/daily/22/01/02/
キャブレター式と違ってエンジンに依存しないため、一定速度でワイパーを稼働させられるようになりました。
その後の電動ワイパーは自動車の標準的な装備となっています✨
基本動作は100年も変わってないんです♪
1958年以前のフロントガラスは平面ガラスでしたが、この頃から現在の曲面ガラスも登場し
曲面にも対応できるワイパーブレードが開発され、現在は3次曲線ガラスを使用しているのでさらに高いフィッティングのブレードが必要になります!
形は変わらなくても性能は向上しているのです♪
ちなみに、今では普通についているリアワイパーは1970年頃はありませんでした・・・
1972年に日本車の初代「シビック」がリアワイパーを最初に装備されたとされています💦
進化
一般的なワイパーはウィンドウに付いた雨を拭き取っているのではなく・・・
均一に薄く伸ばして水膜を作り視界を確保しています!
40年程前から「撥水加工(ガラスコーティング)」が流行り始め、その場合は撥水加工をしたウインドゥは水を均一に伸ばすのではなく、水をはじいて視界を確保します!
撥水加工は持続しないので、ときどき加工し直す必要があります💦
その作業をワイパーに任せる方法もあり、ワイパーとして作動させながら撥水剤を塗るということをしているものもあります!
ワイパーの動き方も「ハイ」と「ロー」だけではなく
時間を空けて動く「間欠ワイパー」
雨を感知して自動で動く「オートワイパー」などの機能も向上しています✨
弊社取り扱い車種のワイパーレバーの使い方を説明していきます♪
BMWの場合
BMWですと、右側がワイパーレバーになります✨
1回上にあげると「ロー」に2回上にあげることで「ハイ」になります!
横のボタンを押すことで「オート」になります♪
1回下に下げることでワイパーが1回動きます!
レバー中央の「+-」で間欠時間とセンサーの感度を調整し、レバー先端部分を捻ることでリアワイパーが作動します!
レバー全体を引くことでウィンドウォッシャーを出します✨
メルセデス・ベンツの場合
メルセデス・ベンツですと左側ウインカーレバーと一体になっています♪
ダイヤルを捻ることでワイパーが作動します!
「・・・」に入れると間欠拭き取りの低速でレインセンサーの感度は低感度になります!
「・・・・」に入れると間欠拭き取りの高速でレインセンサーの感度は高感度になります!
「ー」は「ロー」に、「=」は「ハイ」になります♪
横のボタンを押すことで1回ワイパーが動き、強く押すことでウォッシャー液を出します✨
レバーの中央にリアワイパー作動のスイッチがあります!
アウディの場合
アウディですと、右側がワイパーレバーになります✨
BMWやメルセデス・ベンツと比べると比較的簡単な作りをしています!
1回上にあげると間欠拭き取りになり、上に付いているダイヤルを操作することで間欠時間の調整を行うことが出来ます♪
さらに上げるることで「ロー」「ハイ」に入れることが出来ます✨
「OFF」の位置から下に下げることで1回ワイパーが動きます!
ワイパーレバーを引くことでウォッシャー液を出し、押すことでリアワイパーを作動することが出来ます!
ワイパーの交換時期
保管場所や使用頻度で変わりますが・・・
ワイパーゴムは半年~1年が交換の目安とされています!
簡単な目安ですが、こんな状態だったら速やかな交換をオススメしています!
ゴムが切れていたら速やかに交換しましょう!
まとめ
ワイパーは車検でもチェックされる項目です!
12ヶ月点検や車検時期の交換をオススメしております✨
ウォッシャー液もワイパー可動範囲内に十分に噴射されるのかも確認しましょう♪
交換は難しくないので安全運転の為にも早めの交換をしましょう!