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ドライブレコーダーについて解説します! 基礎編

最近、TVやスマホニュースなどで危険なあおり運転や事故などドライブレコーダーで記録した映像が頻繁に取り上げられています。その映像による状況再現性の高さや証拠能力に注目が集まっています。  

マキオコーポレーションでもドライブレコーダーを付けたいけど,どれがいい?と相談を受けることが多くなりました。そこで今回はドライブレコーダーの機能や選ぶポイント、具体的なモデルにつき解説します。 初回は基礎編です。基礎はいいからどのモデルがいいか知りたい方は性能評価編をご覧ください。

ドライブレコーダーのタイプ別特長

A.前方1カメラタイプ

〇:価格帯もお手頃な機種が多く取り付けも簡単。コスパで選ぶならこれになります。

×:左右の側方、後方をカバー出来ません。

価格の目安:1.0万円~3.0万円 

おすすめ機種:ユピテル SUPER NIGHT SN-ST2200c   価格 11,440円~

低価格ながらソニー製超高感度イメージセンサー「STARVIS」を搭載し、夜間での撮影能力を高めた1カメラ型ドラレコです。水平画角138°という画角の広さも特徴で、1カメラながらかなり斜め前までの撮影が可能です。ただし側方や後方は録画できません。

B.電子ミラータイプ

〇:視界を妨げることなくすっきりと装着できます。最近TVコマーシャルでも宣伝していて気になるタイプです。 ややこしいですがフロントカメラのみ、リアカメラのみ、前後2カメラの3種類あります。

×:フロントガラス上部の構造によっては視界が制限されることがあります。(車両側のADASカメラが邪魔になる)。普通のルームミラーより広角に写りますが、後ろの車との距離感がつかみにくくなります。

価格の目安:2.5万円~7.0万円 

おすすめ機種:ケンウッド DRV-EM4700   価格 37,969円~

新車で装備され始めている電子ミラー機能を備え、前後2カメラでソニー製超高感度イメージセンサー「STARVIS」を採用。手を放さずに操作できる音声コマンド機能付きです。

C.前後2カメラタイプ

〇:前方の事故も後方からの「あおり運転」もしっかり記録でき、比較的価格もこなれてきた今一番主流のタイプです。

×:真横の映像は記録できません。

価格の目安:2.0万円~4.5万円 

おすすめ機種:コムテック ZDR035                価格 21,749円~

 2カメラタイプでベーシックモデルながら水平画角168°の広角レンズを前後に採用したことで、これまで撮影できなかった車両前後の斜めも録画できるようになっています。夜間や急激な明暗の変化に対応するソニー製超高感度イメージセンサー「STARVIS」、HDRも搭載しています。

D.360°カメラタイプ (1カメラ)

〇:全周囲(前後・左右・車内)の映像を1台で記録可能で幅寄せ・側面衝突も記録できます。駐車監視ケーブルをオプション追加すれば当て逃げ・いたずらもしっかり録画します。

×:後方の撮影範囲が狭く、後方の死角は録画できません。後席に人がいると人が邪魔になり後方の死角は録画できません。

価格の目安:2.0万円~6.0万円 

おすすめ機種:ユピテル marumie Q-21                 価格 19,800円~

HDRを搭載し、白飛びや黒つぶれを抑え鮮明な映像を記録できます。あおり運転、強引な割り込み、車上荒らし、当て逃げ対策に、前方の垂直視野を広く記録できるカメラアングル設計を採用しています。価格も前後2カメラタイプと同等です。

E.360°+リアカメラタイプ

〇:死角が最も少ないタイプで、もしもの時の撮り逃しリスクが最も低く、最近のトレンドのタイプになります。

×:価格が高くまだ市販モデルが少なく選択肢が狭くなります。レンズの特性上ナンバー読み取り精度が悪い機種があります。

価格の目安:3.0万円~5.0万円 

おすすめ機種:コムテック ZDR037                   価格 30,300円~

無茶な追い越し、急な割り込みに会ったときも、周囲の状況全体を記録してくれます。 しかも上方向の視野角も広く、信号や道路標識も撮影しやすく設計されています。   

*価格はKAKAKU.comの最安値(2021.11.20現在)

機能解説

A.録画機能

最も重要な基本機能ですが、機種によりいくつかの録画方法があります。

常時録画:エンジンをかけるだけで自動で録画がスタートします。もしもに備えて走行中の映像を常に録画するので初めての方も簡単に使えます。

イベント録画:「常時録画」中に突発的な衝撃や衝突などをGセンサーによって検知するとイベント録画を開始します。常時録画と別ファイルに記録されるので上書きされる心配がないのが特長です。

手動録画:必要な時に録画ボタンを押すと録画を開始する機能です。

音声コマンド:走行中ハンドルから手を放さずにコマンドを発話することで録画を開始させることができる機能です。

 

B.録音機能

車内等の音声を記録します。

 

C.GPS機能

速度、緯度、経度、時間などの自車位置情報を測る機能です。

 

D.駐車監視機能(オプション)

常時録画:駐車監視中はエンジンがかかっていなくても録画されている機能

Gセンサー:衝撃を検知すると録画する機能

モーションセンサー:人や車の動きをレンズが検知すると録画する機能

タイムラプス録画:常時録画のコマ送り録画版でSDカードの容量を抑え、より長時間録画が可能な機能

 

E.運転支援機能(機種によって異なります)

前方衝突警告:自車と前方の車との距離を検出し、安全な距離が保たれていない場合に警告音で知らせる機能

車線逸脱警告:車線からはみ出した際に、警告音で知らせる機能

発進遅れ警告:前の車が発進しても自車が止まっていたままの場合に、警告音で知らせる機能

あおられ警告:後方から接近する車を検知し警告音で知らせる機能で同時に保存録画を開始する

青信号告知:信号待ちの際、前方信号が青になったことを知らせる機能

 

F.WIFI(無線LAN)機能

SDカードを外す手間なく手元のスマートフォンで映像確認が出来、本体設定変更も出来る機能

 

選ぶ時の5つの必須条件

ドライブレコーダーを買う時にタイプやメーカーがたくさんありすぎて迷いますよね。そこで選ぶときの必須条件について解説します。

1)相手の車のナンバーを読み取れること

事故やあおり運転を受けた時の状況証拠となり、ドライブレコーダーの基本条件です。 画素数は200万画素以上で画質はフルHD以上のものがよいでしょう。ただし画素数が多いほど鮮明に映りますが、SDカードの容量を多く使用することになり録画時間が短くなることは理解しておいて下さい。 そして注意したいのはリアカメラの画素数です。傾向としてフロントカメラよりリアカメラの画素数が低いことがときどきあるのでリアカメラの画素数が200万画素以上で選択してください。

2)正面だけではなく、斜め前の映像も記録できること

1)と同じく事故時の証拠としてなるべく広範囲が記録されていることが求められます。視野角は正面(水平画角)は100°以上、垂直画角は55°以上のものがよいでしょう。事故は真正面で起きるとは限らないのでドライブレコーダーが撮影できる視野角は広いほど安心です。また最近は360°撮影可能なカメラを搭載した機種も増えてきましたのでご予算が合えばこれも検討してよいでしょう。

*価格ドットコム ドライブレコーダーの選び方より引用

3)夜間や逆光時でも記録できること

明るいところと暗い部分が同時に見えるときにカメラで撮影すると、画像が白くなるいわゆる「白飛び」や画像が黒くなる「黒つぶれ」という現象が起きます。

機種によってはこの現象を改善できる「WDR(ワイドダイナミックレンジ)」や「HDR(ハイダイナミックレンジ)」という機能が搭載されています。夜間や逆光時に相手の車のナンバーが白飛びしたり黒つぶれするのを抑えるのに有効な機能です。

*WDRとHDRの違い

どちらも同じ効果を持つ機能ですが、HDRはソフトウエアを使った画像補正であるのに対して、WDRはハードウエアそのものが高性能であるため画像補正を必要としない、という違いがあります。

HDRは複数の画像を合成する処理を行うため、WDRに比べてより白飛びや黒つぶれに強いのがメリットです。デメリットは1コマごとに複数の画像を撮影して処理するためハードウエアの負荷が大きくなり、動画が乱れやすくなることがあります。録画データの容量も増えてしまいます。また、サイズの大きい録画データは圧縮率の高い動画ファイルになるため、低画質になってしまうという弱点があります。

WDRはHDRに比べて処理が軽いので動画が乱れにくく、録画データの大きさも小さくなるメリットがあります。画質もより高くなるので、ナンバーを認識する精度が高くなります。

4)信号の色を明確に識別できること

LED信号機が増えてきましたが、LED信号機は高速で細かく点滅を繰り返していてドライブレコーダーの撮影周期が一致してしまうと信号が点灯していないように映る場合があります。事故が起きた際の証拠映像として信号機の色がわからないということは致命傷と言えます。購入前には必ずLED信号機対応か否かを確認しましょう。

5)後方の映像を撮影できること

後方からの車による危険行為や追突されたときの映像を記録するには、カメラを前方のみならず、後方(リア)にも設置する必要があります。近年横行しているあおり運転を記録するにも有効な前後2カメラタイプか360°撮影可能なカメラを搭載したモデルを選びましょう。

WIFI接続

ドライブレコーダーの録画データをWIFI(無線LAN)接続でスマホやタブレットに飛ばすことが出来るドライブレコーダーが近年登場しています。

事故の記録としてだけでなく運転時の景色をスマホやタブレットで保存し、SNSにあげるといった楽しみ方も出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか? ドライブレコーダーといってもいろいろなタイプがありますよね。次回は気になるモデルの性能評価編を書いてみますので、ご期待下さい。

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