GLA初代モデル(後期型)のオプションパッケージを全て解説します!
メルセデスベンツのコンパクトSUVであるGLAはそのスタイリッシュさ、豪華な装備、先進安全性、立体駐車場にも入る利便性からマキオコーポレーションでも人気が高いモデルです。実際の在庫車を弊社HPでみてみるといろいろなパッケージオプションが付いていることがわかります。
今回は前回のブログ初代モデル(前期型)のオプションパッケージ解説に引き続き、GLA初代の後期型パッケージオプションについて解説していきます。
後期型とはH29年(2017年)4月19日にマイナーチェンジをしていてこれ以降販売されたモデルを指します。
目次
前期型と後期型の違いについて
見た目の違いはグリル廻りのデザインがパンチドグリルと呼ばれる穴のあいたラジエーターグリルとなり、よりスポーティーな装いになっています。またヘッドライトはキセノンからLEDに変更されていますし、フォグランプ廻りのベゼルの加飾も印象的です。
後期型
前期型
そもそもオプションパッケージって
オプションパッケージはいわゆる「メーカーオプション」の事です!
メーカーオプションというのは、メーカーの生産過程で取り付けるオプションのことで新車が完成し、ディーラーに届いた状態では取り付けることのできないオプション。代表的なものに、サンルーフやルーフレール、本革シート、そして衝突軽減ブレーキなどの先進安全装備などがあげられます。
販売店で取り付けるオプションが「ディーラーオプション」と言います。
メーカーオプションとの違いは、後からいくらでも取り付け可能ということ✨
代表的なものとしてはフロアマットやドアバイザー、コーナーポールなどなど・・・
つまり「オプションパッケージ」は「メーカーオプション」を何個かまとめてパッケージングしてるものになります。
オプションを何個も選ぶよりパッケージで選択した方が分かりやすいのとお得感を出させる狙いがあり、輸入車では一般的な販売手法のひとつであります。ただし、オプションパッケージの中のひとつだけの機能を追加したい場合もあり、その場合にはパッケージで注文しなければならないのでデメリットと感じられる方もいらっしゃいます。
GLA初代の代表的なオススメパッケージ
レーダーセーフティーパッケージ 新車時価格:199,000円
①ブラインドスポットアシスト
約30km/h以上で走行中、リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアをモニタリングします。ドアミラー内蔵のインジケーターライトが点灯して注意を喚起します。ドライバーが気づかずにウインカーを作動させると警告音を発しながらインジケーターライトが点滅し、死角にいる車両との衝突の危険を知らせてくれる機能です。
②ディスタンスパイロット・ディストロニック(後期型の呼び名)
ディストロニック・プラス(前期型の呼び名)
レーダーセンサーにより先行車を認識して、速度に応じて車間距離を適切にキープする機能。減速が必要な場合はスロットルとブレーキを自動制御して減速。十分に車間距離が確保された場合は、あらかじめ設定した速度で走行。また、先行車が停止した場合は自車が停止するまで減速します。(0km/h~200km/hの範囲で作動)
③レーンキーピングアシスト
約60km/h以上で走行時に、車が車線から外れていることをカメラが検知するとハンドルの微振動で警告する機能。(アクティブステアリングアシスト=ステアリングに手を添えているだけで車線をキープする とは異なります。)
④Pre-Safe
危険回避のため、急ハンドルや急ブレーキの操作をした際、安全装備の効果を最大限まで高めるため、次の機能を発揮します。
*電動シートベルトテンショナーの作動(前席)
*サイドウインドウの自動クローズ(車内への異物侵入防止&乗員の頭や腕が飛び出ての自傷の防止)
ベーシックパッケージ 新車時価格:310,000円
GLA180に設定が可能なパッケージになります。 GLA220 4MATICやGLA250 4MATICには設定がありません。
①レザーARTICOシート
ARTICOは人工皮革を表すDaimler AGの登録商標でシートの仕上げが人工皮革となっています。本革ほど手入れに気をつかう必要がないものです。
標準シートの場合
②クライメートコントロール
エアコンの左右独立調整機能。運転席・助手席で独立してそれぞれ温度調整が可能です。
標準仕様の場合
③バナジウムシルバーペイント18インチ5スポークアルミホイール
バナジウムシルバーで塗装されたアルミホイールです。
標準仕様の場合
④シルバールーフレール
⑤シルバーバンパー
前後バンパーがシルバー仕上げとなります。
⑥レザーARTICOドアパネル
ドアグリップ付近のパネル部がレザー(人口皮革)仕上げになります。
標準ドアパネル
⑦ブロックデザインアルミニウムインテリアトリム
ダッシュボード上の加飾で、通常はヘアライン仕上げのアルミニウムですが、こちらは凹凸のあるアルミニウム仕上げとなります。
後期型インテリア
標準インテリア
プレミアムパッケージ 新車時価格:710,000円
上記ベーシックパッケージに加え、更に下記が追加されます。(ベーシックパッケージ310,000円分を含みます) またGLA220 4MATICにも単独で設定が可能です。(400,000円)
①メモリー付フルパワーシート[運転席、助手席]
電動で調整可能なシート。シートやドアミラーの位置を3人分まで記憶出来、ドアを開けると運転席が後退するので楽に乗車できる便利な機能。
標準シートの場合
②リバースポジション機能付ドアミラー[助手席]
駐車時にシフトポジションをリバース(R)に入れるとすぐに助手席側の後輪が見えるように自動的にドアミラーの角度が変わる機能。
③アームレスト[後席]
手首や肘などをのせる器具で、リア席中央に付いていてカップホルダーも兼ねています。
④トランクスルー機能
長尺物を積めるように後席の背もたれ部からトランクにかけて一部開口された形状のものです。
⑤サングラスケース
ルームミラー部付近に設置されたサングラスを収納できるケース。
無しの場合
⑥12V電源ソケット[ラゲージルーム]
ラゲージルーム内にあるDC12V電源。いわゆるシガーソケット。
⑦電動ランバーサポート[運転席、助手席]
シートの背もたれ下部にあり、その部分が膨らむことによって、腰から背中の辺りを伸ばしてくれる機能。長時間運転する際に便利な機能。
⑧アンダーシートボックス[前席]
前席座面下にある収納スペース
⑨シートバックポケット
運転席・助手席の後ろにある収納スペース。マップや雑誌等を入れるのに役立つ機能。
⑩アンビエントライト
ドア、ダッシュボード、エアアウトレットなどにあるLED間接照明。夜間の室内を様々に演出できるおしゃれで豪華な機能。
⑪harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
標準のオーディオシステムでは6個のスピーカーに対して12個のスピーカー、アンプの出力も610Wとなります。 5.1ディスクリート・マルチチャンネル・サラウンドシステムはデジタルオーディオ処理により、極めて上質なサラウンドサウンドを実現、生演奏のような臨場感と豊かな音色を楽しむことが出来ます。
⑫パノラミックスライディングルーフ(挟み込み防止機能付)
レザーエクスクルーシブパッケージ(A)
新車時価格:750,000円
上記プレミアムパッケージに追加することで本革シート等に変更できるパッケージです。
GLA220 4MATICに設定が出来ます。(プレミアムパッケージ400,000円分を含みます)
①本革シート
②レザーARTICOダッシュボード
ARTICOは人工皮革を表すDaimler AGの登録商標でダッシュボードの仕上げが人工皮革となっています。本革ほど手入れに気をつかう必要がないものです。
③レザーARTICOドアパネル
レザーエクスクルーシブパッケージ(B)
新車時価格:350,000円
GLA250 4MATICにのみ設定があるパッケージです。
①本革シート
②レザーARTICOダッシュボード
ARTICOは人工皮革を表すDaimler AGの登録商標でダッシュボードの仕上げが人工皮革となっています。本革ほど手入れに気をつかう必要がないものです。
③レザーARTICOドアパネル
④アンビエントライト
ドア、ダッシュボード、エアアウトレットなどにあるLED間接照明。夜間の室内を様々に演出できるおしゃれで豪華な機能。
⑤harman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステム
標準のオーディオシステムでは6個のスピーカーに対して12個のスピーカー、アンプの出力も610Wとなります。 5.1ディスクリート・マルチチャンネル・サラウンドシステムはデジタルオーディオ処理により、極めて上質なサラウンドサウンドを実現、生演奏のような臨場感と豊かな音色を楽しむことが出来ます。
カーナビゲーションシステムについて
ところで上記各種パッケージには実は純正カーナビゲーションが含まれておりません。純正カーナビゲーションを使うにはライセンス料をディーラーオプションのAccessorie装備として購入しなければならず、その金額は205,200円となっています。(COMANDシステムナビゲーションフルセットと言います) これには地デジデジタルTVチューナーとETC2.0車載器も付いてきます。
しかしながら中古車市場に流通しているGLAの約90%は純正カーナビゲーションシステムが使えるものとなっています。中古車を検討される場合は念のため純正カーナビゲーションシステムが使えるかをチェックしましょう!!
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回はGLA 初代でも後期型のパッケージについてご紹介しました。
前期型ではオプションパッケージの中の装備だったものが後期型では標準装備されているものが多くありますね。 ヘッドライトがバイキセノン型からLED型になり、夜間のドライブがより楽になっているので、気になる方はマキオコーポレーションHPの 在庫 を確認してみて下さい。