BOSE サラウンド・サウンドシステム(AUDI Q3)!
以前、AUDI&VWのサウンドシステムについて記事にしました。その続編としてAUDI Q3に搭載されたBOSE サラウンド・システム(オプション装備)についても解説します。
2012年初代型AUDI Q3のオプション装備としてBOSE サラウンド・システムが搭載された在庫車がありましたので、その実力はいかほどなのかを検証してみました。(個人的にも大変興味があったので)
BOSE サラウンド・サウンドシステムの概要
BOSE社とAUDIの共同開発による専用設計のオーディオシステムです。出力465ワットの10チャンネルアンプと14個の高性能スピーカーを搭載しています。
5.1チャンネルサラウンド・サウンドシステムにより、各座席において、あたかも360度音源に囲まれるような臨場感を味わうことができます。
5.1チャンネルとはもともとは劇場用の立体音響をDVDに盛り込むときに業界標準として策定されたのがはじまりで、スピーカーは前方方向に2本とセンターに1本、後方に2本、さらに重低音専用のサブウーハーで構成されます。センターと後方にスピーカーが加わることで、サウンドの広がりを感じられるのが特長です。
さらに、スピーカーの周りに備えられたLEDライトが車内を淡く照らします。
スピーカー位置
14個のスピーカー位置は下記の通りです。
BOSE サラウンドサウンドシステムスピーカー位置配置図 | ||
1個 | ||
(ダッシュボード) | ||
3個 | 3個 | |
(助手席) | (運転席) | |
2個 | 2個 | |
(後部左) | (後部右) | |
1個 | 1個 | |
(後部ヘッドレスト奥) | (後部ヘッドレスト奥) | |
1個 | ||
(トランク下) | ||
*合計14スピーカー |
フロント部スピーカー写真
ウーハー(低音域)
フロント部スコーカー(中音域)
フロント部ツイーター(高音域)
センタースピーカー(サラウンド用)
リア部スピーカー写真
ウーハー(低音、中音域)
ツイーター(高音域)
サラウンドスピーカー
サブウーハー(トランク内、重低音域)
音質調整
音質調整はサラウンド効果、バランス/フェーダー、低音、高音の4項目で調整可能です。
DSP[BOSE] サラウンド調整
バランス/フェーダー
低音
高音
音質チェック
チェックにはCDを使用しました。Midnight Rendezvousという曲を選択。
ベースラインが気持ち良さそうに弾いているのが印象的な曲です。著作権上一部しかお伝え出来ませんが、聴いてみてください。
今回のCDについて
カシオペアというフュージョンバンドの1982年収録のライブ盤Mint Jamsです。40年前の録音とは思えないCDです。アナログLP盤はメルカリで6000円くらいで取引されている名盤です。もちろんAmazon MusicやApple Musicでも聴くことが可能です。
まとめ
BOSEとの共同開発だけあり、十分音の良さが確認出来ました。当時のオプション料金は100,000円ですが、このレベルで100,000円は相当お安いと感じました。
BOSEは後付け出来ないので、このオプションが装備されているクルマを探すのも良いでしょう。