BMW X1初代(E84)のモデルの違い教えます!③
今回は2012年にマイナーチェンジされたX1初代の内装の違いを紹介します。
外装はもとより、内装は運転中ずっと過ごす空間になりますので、モデルによって何が違うのかって気になりますよね。
X1(E84)は2010年に販売が開始され、2012年にマイナーチェンジでモデル分けがされました。
モデルはスタンダード、X Line、Sport、M Sportの4つのモデルになります。(最初の2年間はモデルがありませんでした)
今回はインテリアの違いとマイナーチェンジで変更された箇所のご紹介です。
①ステアリング
車の運転中ずっと触ることになるステアリングはそのデザインや感触、操作スイッチの機能等、車を好きになるかどうかにおいて重要なパーツになります。
スタンダード(レザーステアリング)
スタンダード(マルチファンクション・レザーステアリング)*オプション
オーディオコントロールなどの操作系を配置してあり、ドライバーは運転に集中できるため、安全性が向上します。
X Line (マルチファンクション・スポーツレザーステアリング)
ステアリングの一部がクローム仕上げとなり、よりスポーティーな空間を演出します。
SPORT(マルチファンクション・スポーツレザーステアリング) 赤のステッチがおしゃれ!
M Sport (マルチファンクション・Mスポーツレザーステアリング)
②ドアシルプレート(エントランスプレート)
スカッフプレートとも言いますね。
スタンダード
x Line
Sport
M Sport
④シート
車の内装においてシートは最重要パーツとなります。シートもモデルで異なってきます。
電動フロントシート(運転席メモリー機能付)は4つのモデルでオプションになります。
スポーツシート(電動調節サイドサポート付)はスタンダード、X Lineではオプション、
Sport、M Sportでは標準になります。
スタンダード (エレクトラクロス インテリア)
X Line (カーヴクロス/レザーコンビネーション インテリア)
Sport (メディアンクロス インテリア)
M Sport (グレーシャドークロス/アルカンターラコンビネーション インテリア)
⑤インテリアトリム
インテリアトリムとはエアコン吹き出し口、シフトレバー、iDriveコントローラー等の周りのパネル装飾のことを指します。
スタンダード(サテン・シルバー・マット・トリム)
X Line (ハイグロス・ダーク・コッパー・トリム/パール・グロス・クロームハイライト)
Sport (ハイグロス・ブラック・トリム/マット・コーラル・レッド・ハイライト)
M Sport (ダーク・フラッシュド・アルミ・トリム)
なお、M SportのみにBMW Individual アンソラジット・ルーフライニングが標準となります。これは屋根の内張りをブラック色にしたものです。
⑥フロアマット
X LINEはパイピング付きフロアマット
SPORTは赤色のパイピング付きフロアマット
M Sportはロゴ入りマット
⑦その他 マイナーチェンジ後の小変更点
エアコン風量ボタンに「OFF」を追加
エアコン雪マークを「A/C」に変更
エアコン内気循環切り替えボタンに「M」の表示追加
変更前
変更後
iDriveダイレクトメニューボタンの「CDボタン」が「MEDIA」に変更
変更前
変更後
まとめ
3回にわたり外装と内装の違いを見てきました。
内装においては、やはりシート素材とデザインが各モデルで大きく異なるので、お好みのモデルを探されることをお勧めします。個人的にはSPORTが気に入りました。ブラック系にさりげなく赤のステッチやラインをアクセントに入れているのがとても良いですね。次回ブログでも触れますがこのSPORTはフルモデルチェンジ後は廃止されてしまいます。残念です。希少性もあるモデルですね。
皆様のお車選びの参考になればと思います。
次回はBMW X1 現行型のモデルによる違いを解説する予定です。