AUDI Q2のオプションパッケージを徹底解説します!
2017年6月に日本市場に投入されたAUDI Q2。最近、街中でよく見かけるようになりました。エクステリアはシングルフレームグリルを八角形とし、やや高い位置に配置することでSUVらしさを強調し、サイドビューでは、Cピラーに設置されたボディーカラーとは別色のブレードが大きな特徴となっています。インテリアは、航空機のエンジンをイメージしたデザインを採用していて、すっきりとした上質感が漂います。
今回はオプションパッケージ解説シリーズ第4弾としてAUDI Q2のオプションパッケージについて解説します!
目次
- 特別仕様車について
- Audi Q2 1st edition 2017年6月 4,900,000円
- #touring limited(ツーリング リミテッド)2018年1月 4,880,000円
- #anniversary limited(アニバーサリー リミテッド)2018年3月 4,290,000円
- #contrast limited(コントラストリミテッド)2018年9月 4,470,000円
- #black styling(ブラックスタイリング)2019年2月 4,510,000円
- #passion(パッション)2019年7月 4,620,000円
- #black elegance(ブラックエレガンス)2019年7月 4,460,000円
- #contrast styling(コントラストスタイリング)2019年11月 4,670,000円
- オプションパッケージについて
- まとめ
特別仕様車について
オプションパッケージとは別に特別仕様車をAUDIは数量限定で投入していますのでまとめてみました。
Audi Q2 1st edition 2017年6月 4,900,000円
2017年6月の市場デビュー時に全国280台限定で販売された1.4L TSFI。豪華なオプションてんこ盛りの今では希少性の高いモデルです。特にアンビエントライティングは通常のオプションでは設定することが出来ないものです。 装備内容については後述します。
特別装備:
■ デコラティブパネルフォーマット
■ アンビエントライティング
■ 3スポークレザー マルチファンクションステアリングホイール フラットボトム&シフトパドル付き
■ S lineパッケージ
・S lineステアリングホイールエンブレム
・S lineドアシルトリム
・ステンレススチール フットペダル
・S lineロゴ付きクロス/レザーシート
・S lineエクステリアロゴ
・S line バンパー
・スポーツサスペンション
・7J×18インチ 5スポークYデザイン アルミホイール
・215/50R18タイヤ
■ ナビゲーションパッケージ
・MMIナビゲーションシステム
・8スピーカー
・アウディスマートフォンインターフェイス
■ セーフティパッケージ*
・アウディサイドアシスト
・アウディアクティブレーンアシスト
・トラフィックジャムアシスト
・リヤクロストラフィックアシスト
・アウディプレセンス ベーシック
・ハイビームアシスト
■ 電動テールゲート
■ アウディバーチャルコックピット
#touring limited(ツーリング リミテッド)2018年1月 4,880,000円
1.4 TFSI sportをベースに、ナビゲーションパッケージやアシスタンスパッケージ、オートマチックテールゲート、バーチャルコックピット等を施した150台限定のモデル
#anniversary limited(アニバーサリー リミテッド)2018年3月 4,290,000円
AUDI Q2販売1周年を記念して作られたモデルです。エクステリアは、ボディカラーに、タンゴレッドメタリック、ミトスブラックメタリック、ナノグレーメタリック、グレイシアホワイトメタリック(3万円高)の4色が用意され、専用の7スポークローターデザインの17インチアルミホイールが装着されます。
一方インテリアは、専用のレッド/ブラックのスポーツシートやデコラティブパネルレッドが組み合わされ、デザインが際立ちスタイリッシュなインテリアになっています。
さらに、ナビゲーションパッケージやアシスタンスパッケージ、オートマチックテールゲート、バーチャルコックピットを採用するなど、快適且つ先進的な400台の限定モデルとなっています。
#contrast limited(コントラストリミテッド)2018年9月 4,470,000円
モデル名のとおり、コントラストの効いた内外装が大きな特徴です。エクステリアは、バンパー下部やホイールアーチ、サイドスカートなどを専用コントラストペイントのマンハッタングレーに、ラジエーターグリルはチタニウムブラック、そしてCピラーのブレードはマンハッタングレーのカラーリングを施しています。さらに足元には、コントラストグレーの5アームダイナミックデザイン18インチアルミホイールを装着しています。
インテリアではバーチャルコックピットやマルチカラーアンビエントライティングを装備。ダッシュボードやセンターコンソールサイドの内部に組み込まれたLED照明の色を10種類から選ぶことができ、点灯や消灯、明るさも任意で設定が可能です。
また安全運転支援システムであるアシスタンスパッケージを標準装備。エクステリアカラーは、グレイシアホワイトメタリック、コーラルオレンジメタリック、タンゴレッドメタリック、マコウブルークリスタルエフェクトの4色の設定で、計250台の限定モデルとなっています。
#black styling(ブラックスタイリング)2019年2月 4,510,000円
エクステリアには、ブラックスタイリングパッケージ(シングルフレームグリル、フロント/リヤバンパー)を配し、そしてCピラーのブレードにはマットチタングレーのカラーリングを施しています。足元はコントラストグレーの5アームダイナミックデザイン18インチアルミホイールを装着。
さらにインテリアには、バーチャルコックピットやスマートフォンインターフェイスを備えたMMIナビゲーションを装備しています。また安全運転支援システムであるアシスタンスパッケージを標準装備。
エクステリアカラーは、グレイシアホワイトメタリック、ミトスブラックメタリック、クワンタムグレー、タンゴレッドメタリックの4色の設定で、計375台の限定モデルとなっています。
#passion(パッション)2019年7月 4,620,000円
#passionは、リヤエンドピラーのブレードをボディ同色として統一感を持たせたうえで、グリルやバンパー等に黒のアクセントカラーを配しています。ホイールには19インチの大径Audi Sportアルミホイールを組み合わせます。
内装ではスポーツシートの座面とシートバック面、そしてデコラティブパネルを深みのある赤とするなど、#passionの名を余すところなく体現した鮮烈なアピアランスが特徴です。
ボディカラーにはタンゴレッド、ミトスブラック、ナノグレー、グレイシアホワイト(すべてメタリック)を用意します。 機能面でもナビゲーションパッケージや上級モデル譲りのアシスタンスパッケージ、オートマチックテールゲート、バーチャルコックピットを備えます。国内300台限定モデル。
#black elegance(ブラックエレガンス)2019年7月 4,460,000円
#black eleganceは、スポーティな10Yスポークのグロスブラック ポリッシュト19インチアルミホイール(Audi Sport)を装着し、さらにブレード色をマットチタングレーとして、#passionとは異なる個性を引き出したエクステリアを特徴とします。
こちらもナビゲーションやアシスタンスパッケージ、オートマチックテールゲート、バーチャルコックピットといった人気オプションを装着しています。ボディカラーの選択肢は#passionと共通です。国内限定150台。
#contrast styling(コントラストスタイリング)2019年11月 4,670,000円
グレーのバンパー、ホイールアーチ、サイドスカートと5アームオフロードスタイルの18インチアルミホイール(Audi Sport)がSUVらしいタフさを演出。
ナビゲーションパッケージ、アシスタンスパッケージに加えて、オートマッチテールゲートやバーチャルコックピットといった魅力的なアイテムを装備しました。外板色は、クワンタムグレー、グレイシアホワイトメタリック、タンゴレッドメタリック、マコウブルークリスタルエフェクトの4色で限定375台。
オプションパッケージについて
アシスタンスパッケージ 130,000円
①サイドアシスト
ドライバーの死角を並走する車両を検出して、事故を未然に防ぐシステムです。左右のリヤバンパーコーナーに設置したミリ波レーダーが走行中に後方の並走車を検出すると、該当する側のドアミラー内側のLED を点灯してドライバーに注意を促します。さらに、LED 点灯中にその向きのターンシグナルを出すと、LED が点滅して事故の危険を知らせます。 作動条件:時速15kmで走行中。最大約70mまでの後方を監視。
②アクティブレーンアシスト
走行中にドライバーの不注意によって車がレーンをはみ出しそうになると、ステアリングを振動させてドライバーに警告するとともに、車をレーンに戻す方向にステアリングをアシストします。ドライバーはMMIからあらかじめステアリングの介入タイミングを「早い」と「遅い」のどちらかを選ぶことが出来ます。
「早い」を選ぶと、システムは車両を中央に維持しようと常時ステアリングをアシストします。他社でいうLKAS(レーンキーピングアシストシステム)です。
③トラフィックジャムアシスト
高速道路などでの渋滞した状況で約0km/h~65km/h走行時に、先行車との車間距離を維持するとともに、ドライバーのステアリング操作をアシストします。走行区分線や周囲の建物、隣車線や前方を走る車両をカメラが感知、その情報からシステムが走行路を判断し、先行車に追従走行できる便利な機能です。
④リアクロストラフィックアシスト
駐車スペースから後退で出る際に車両後方のクルマの往き来をレーダーが監視し、近づいてくるクルマがあるとMMI ディスプレイに表示します。もし、危険な状況にあると判断すると、光と音、そしてブレーキの振動により、ドライバーに警告します。
⑤ハイビームアシスト
対向車のヘッドライトや他の車のリアライト、市街地の光源などをシステムが自動的に検知、道路状況に応じてハイビームのオン/オフを自動的にコントロールします。
⑥プレセンスベーシック
システムが事故の危険を察知すると、前席のシートベルトを電動モーターで巻き上げたり(リバーシブルベルトテンショナー)、ハザードランプを点灯させることで、万一の事故に備えます。大きな横滑りを検知したときは、サイドウインドーやスライディングルーフウインドウを閉じ、乗員の車外放出や、飛散物の車内への侵入を防ぎます。
ナビゲーションパッケージ 360,000円
①MMIナビゲーションシステム
高解像度8.3インチカラーディスプレイを搭載したナビゲーションシステム。日本向けにデザインされた地図を採用し、施設情報、電話番号、住所などさまざまな方法で目的地検索が可能。また、オンラインマップ情報アップデートやナビゲーションデータのダウンロードで、いつでも最新情報を利用できます。
②Audi connect/Audi connect Navigator
SIMカードスロットを装備し、携帯電話回線を利用してMMIをグローバルネットワークに接続することによってさまざまな情報へリアルタイムにアクセスできるシステム。ボタンを押すだけで、車両に搭載したデータモジュールを介して、目的地を調べたり、知りたい情報(天気予報、ニュース、駐車場等)を入手できるAudi独自のテレマティックサービス。また車両全体がWi-Fiスポットになり、モバイル機器によるインターネット接続も簡単にできます。
Audi connect Navigatorにより、専属の電話オペレーターがレストラン検索やホテルの予約手配サービスをしてくれます。
③スマートフォンインターフェイス
日常愛用しているスマートフォン(Iphone, Android)とAudiがダイレクトに繋がります。Apple CarPlay、Androidauto。
USBを介してiOSまたはAndroid搭載のスマートフォンを接続すれば、コンテンツをMMIディスプレイに表示できます。スマートフォンアプリのナビゲーション、電話機能、音楽などが、MMIコントローラーおよびボイスコントロールで簡単に操作できます。
④TVチューナー
⑤8スピーカー
S lineパッケージ 400,000円
①S line ステアリングホイールエンブレム
②ヘッドライニングブラック
③ドアシルトリムS line
④ステンレススチールフットペダル
⑤S lineロゴ付きクロス/レザーシート
⑥S lineエクステリアロゴ
⑦スポーツバンパー
⑧スポーツサスペンション
⑨アルミホイール5スポークYデザイン 7J×18インチ
⑩215/50R18タイヤ
⑪ステアリングホイール3スポークレザーマルチファンクションパドルシフト
バーチャルコックピット 50,000円
運転席の正面に12.3インチの大型液晶ディスプレイを設置。ナビゲーション画面を大画面で表示でき、運転中でも視界をそらすことなく進路を確認できます。
VIEWスイッチを押すと、左右のメーター表示の大きさを切り替えることが可能です。
オートマチックテールゲート 70,000円
電動で開閉できるテールゲートでキーのリモコン操作でも解錠、施錠が可能です。テールゲートには2つスイッチがあり、テールゲートを閉めるスイッチとテールゲートを閉めつつドアの施錠も自動的にできるスイッチもあり便利です。
Bang&Olufsen サウンドシステム 120,000円
美しい音響とデザインで世界的人気を誇る、デンマークのプレミアムオーディオです。スピーカーにはアルミ材が用いられ、アコースティックレンズによって、どの座席に座ってもクリアでダイナミックなサウンドを楽しめます。また、フロントシートの間に設置されたマイクで車内のノイズレベルをモニタリングし、自動的に音量を調節することで、走行状況にかかわらず一定の音量で音楽を楽しむことが可能です。
まとめ
立体駐車場に収まるサイズで人気の都市型SUVQ2。トランクルームの大きさについてとボディカラーについては以前ご紹介しましたので、ご参考になさってください。
いろいろと限定仕様車が過去に販売されており、なかなか魅力的なモデルが多いのでこのブログを参考に中古車を調べてみることをおすすめします。
今年2月に4年ぶりのマイナーチェンジを実施したQ2ですが、残念なことに1L3気筒ターボの採用が見送られ1.5L4気筒ターボエンジンになっています。新型A3や新型GOLFにはこの1L3気筒ターボがあらたに採用されており実績のあるエンジンですので、1Lモデルを今から選んでも後悔は少ないと思いますよ。ちなみに筆者の愛車もQ21Lモデルです。