BMW X1初代(E84)のモデルの違い教えます!①
今回は2012年にマイナーチェンジされたX1初代の外装の違いその①です。
X1(E84)は2010年に販売が開始され、2012年にマイナーチェンジでモデル分けがされました。
モデルはスタンダード、X Line、Sport、M Sportの4つのモデルになります。(最初の2年間はモデルがありませんでした)
①サイズ
全長 4470mm x 全幅 1800mm x 全高 1545mm (カタログスペック)
日本の機械式駐車場に入るサイズになっていて取り回しの良さが魅力です。
但し、*「ドルフィンアンテナ」があると全高が1550mmを少し超える(1575mm)ので 駐車場のセンサーが反応し、入庫不可となる事もあります。
*iDrive ナビゲーションパッケージ装着車
ドルフィンアンテナ無しの場合
ドルフィンアンテナ有りの場合
②外装
それではモデルの違いを紹介します。
スタンダード
X Line
Sport
M Sport
上記の4モデルがあります。
グレードはFR(フロントエンジン・リアドライブ=後輪駆動)の sDrive 18i、
sDrive 20i
四輪駆動の x Drive 20i 、x Drive 28i
のガソリン車になります。
③キドニーグリル
BMWと言えばキドニーグリルですね。
「キドニー」とは英語で腎臓のことです。 腎臓のような形をしているということです。
モデルによってこのキドニーグリルの色が異なります。
スタンダードはブラックバー
x Lineはマットシルバーバー
Sport & M Sportはハイグロスブラック(輝きのある黒)
④フロントバンパー
バンパー下部にあるアンダーバー、インテークバーの色が異なるのとデザインが変わります。
スタンダード:シルバーのアンダーバー(インテークバー無し)
x Line:アンダーバー、インテークバーがシルバー仕上げになります。
Sport:アンダーバー、インテークバーがブラック仕上げになります。
M Sport:M Sport専用エアロキットになります。
⑤サイドシル
サイドシルパネルの色が異なるのとデザインも変わります。
スタンダード
x Line
Sport
M Sport
⑥リアバンパー
マイナーチェンジでリアのエプロンとアンダーガードのデザインが変更されました。
2010年時
2012年マイナーチェンジ後
リフレクター「反射板」の位置を変え幅も小さくなりました。
2010年時
2012年以降
⑦ドアミラー
2010年時 ターンランプなし
2012年マイナーチェンジ以降 ターンランプ有り
⑧エキゾーストテールパイプ
いわゆるマフラーですね。ここもモデルによって異なります。
スタンダード、x Line、M Sportはクロームメッキになります。
Sportはブラック仕上げになります。
s Drive 20i・x Drive20i・x Drive28iはツインテールパイプになります。
まとめ
今回は人気のSUV(SAV)、BMW X1初代の外装の違いその①でした。特に車の顔にあたるフロント部はモデルによって随分変わってきますね。
次回はBMW X1初代の外装の違いその②を予定しています。
基本スペックの違い
外装の違いもさることながら、基本スペックにも幾つか異なる点があるので解説します。
①エンジン
各モデルとも2000CCですが、
18iエンジン:2.0L直列4気筒エンジン(ターボエンジンではありません)
最高出力150PS/6,400rpm
最大トルク200Nm/3,600rpm
アイドリングストップ機能無し
20iエンジン:2.0L直列4気筒エンジン
ツインスクロールターボ*
最高出力184PS/5,000rpm
最大トルク270Nm/1,250-4,500rpm
アイドリングストップ機能有り
28iエンジン:2.0L直列4気筒エンジン ツインスクロールターボ*
最高出力245PS/5,000rpm
最大トルク350Nm/1,250-4,800rpm
アイドリングストップ機能有り
*排気系を2系統持つ=2気筒ずつ独立しているシングルターボのこと。いわゆるツインターボではない。
②トランスミッション
18iエンジン:6速AT
20iエンジン:8速AT
28iエンジン: 8速AT
③燃費(JC08モード)
18i FR(sDrive) 12.0km/L
20i FR(sDrive) 14.9km/L
20i 4WD(xDrive) 13.6km/L
28i 4WD(xDrive) 13.6km/L
同じ2000ccでも低速トルクの出方がかなり異なるため、乗り味においてもかなり違ってきますのでご注意を。 高出力かつ低燃費を実現した28iエンジンが気になりますね。