旅行中に車の調子が・・・そんな時に覚えておこう車のチェックランプ!
帰省や行楽などでお車の出番が増える季節になってきました!
運転中にメーターを見てみると・・・
「何のマークだ!?」「なんかエンジンの調子が悪いぞ!?」「どないしよう・・・」
と見慣れないチェックランプが点灯してしまうかもしれません・・・
そんな時でも慌てないようチェックランプ(警告灯)の意味を知っておきましょう♪
警告灯
そもそも警告灯とは・・・
走行にかかわる故障、異常が起きた時や正しい操作をしなかったなどに運転者に警告や注意を促すものです!
筆者のような若輩者(?)はよく思うのが、
「どんなメーカーの車を乗ってもチェックランプって一緒じゃね?」
勉強しました(笑)
チェックランプ(警告灯)のデザインは国連(!)の「車両等の型式相互承認協定」で定められたものです✨
そのため、日本車だろうと輸入車だろうと世界共通です♪
基本のデザインが一緒なのでアナログメーターだろうとデジタルメーターだろうと表示されるのは一緒なのです♪
チェックランプ(警告灯)は色が3色あります。
「赤」「黄」「緑(青)」となっています、信号機と同じです(笑)
この色も「国際標準化機構(ISO)」で定められた世界共通のルールが適用されています!
基本的には、赤「危険」、黄「注意」、緑(青)「安全」が統一ルールとなっています✨
では警告灯を色々解説します!
シートベルト警告(赤)
シートベルトが正しくつけられていない時に点灯します!
助手席に荷物が置いてある場合でも点灯してしまうことがあります(笑)
シートベルトは後部座席も含め、法律で着用が義務付けられています!
場合によっては違反点数が付与されてしまうので注意しましょう♪
エアバックシステム(赤)
エアバックシステムとシートベルトテンショナーが故障している可能性があると点灯します!
走行不能になるような影響は有りませんが・・・
万が一の際、作動しないとエアバックが出てこない!?
そんなことも起こりえます💦
速やかに購入したお店や整備工場に連絡しましょう!
パーキングブレーキ(赤)
パーキングブレーキが作動している時に点灯します!
最近ですと電子制御型のパーキングブレーキになっているとこのマークになります✨
これが故障するとかなりの高額修理になる可能性があります💦
ブレーキシステム(赤)
ブレーキシステムに異常があるときに点灯します。
パーキングブレーキが完全に解除されていない場合にも点灯するので、最初にパーキングブレーキの状態を確認を✨
ただし、パーキングブレーキを解除しても点灯している場合、以下の異常・症状が発生している可能性があります。
- ブレーキフルードが不足している
- ブレーキ油圧の異常
- ブレーキブースターの異常
- ブレーキバットの残量が少なくなってきた時
電子制御型ではない場合にサイドブレーキを外さないで何十キロも走行してしまうと
ブレーキが過熱してフェード現象やペーパーロック現象が発生してブレーキが効かなくなります・・・
※フェード現象とペーパーロック現象
2種類の現象ともブレーキが効かなくなる現象です。
フェード現象は下り坂などでブレーキの使い過ぎでブレーキパッドが非常に高温になり熱分解で発生したガスがローターとパットの間に挟まることで
摩擦力が下がることを言います!
ペーパーロック現象は、ブレーキの使い過ぎでブレーキの熱がブレーキフルートを沸騰させ気泡を発生させてしまうことからブレーキが効かなくさせます!
命に係わることなのでその時は速やかに購入したお店や整備工場に連絡しましょう!
バッテリーランプ(赤)
正式名称は「充電警告灯」です!
放置するとバッテリー上がりを起こしてエンジンがかかりなくなります💦
「バッテリー充電すればよくね?」って思うかもしれませんが
オルタネーターやベルトの異常で正常に充電されない場合でも点灯します・・・
点灯したらまずはブースターケーブルを繋いでエンジンがかかるか試してみてましょう!
それでもかからなかったら即座に購入したお店や整備工場やロードサービスに連絡しましょう!
エンジンオイルランプ(赤)
エンジンオイルの油圧が下がった時に点灯します!
警告を無視して走り続けると、最悪の場合、エンジンが焼きつくなど重大な故障を引き起こしてしまいます( ノД`)シクシク…
単にエンジンオイル量を示す警告灯ではないので注意しましょう!
もし走行中点灯してしまったら
- 車を安全なところに停める
- エンジンオイルの量をチェック
エンジンオイルのチェックをしてオイルの量が少なければ、オイルを補充をしましょう!
オイルの量が正常だった場合はエンジンオイル不足が原因ではないということになります・・・
ですが、「普通、エンジンオイルの予備なんて積んでねーわ!」ってツッコミが言われそうです(笑)
即座にロードサービスを呼びましょう!
水温警告灯(赤)
エンジンの冷却水の温度が異常に上がったとき、赤色で点灯します!
この警告灯が点いたら即座に車を安全な場所に止め、エンジンを停止し、ロードサービスやディーラーなどに電話で相談しましょう!
緑(青)に点灯する時もあります!
こんな感じ↓
これはエンジンがまだ暖まっていない状態なので、無理に高速回転しないように優しく運転しましょう♪
アンチロックブレーキシステム(黄)
ABSおよびブレーキアシストが装備されている車には全車に、この警告灯が装備されます!
ちなみにABSとは急ブレーキや滑りやすい道でのブレーキ操作でのブレーキ操作で車輪のロックによるスリップの発生を低減する装置です✨
ブレーキブースターが故障している可能性があると点灯するので購入したお店や整備工場に連絡しましょう!
ちなみに、点灯しても通常のブレーキは効きますので慌てすぎないように(笑)
スリップ表示(黄)
濡れた路面や砂利道、急なカーブなどでタイヤがスリップした際に点灯します!
一時的に点灯した場合は正常に作動していますが・・・
点灯しっぱなしであれば故障している可能性があるので購入したお店や整備工場に相談しましょう!
タイヤ空気圧警告システム(黄)
タイヤの空気圧に異常がある時やタイヤ交換や空気圧の調整後に点灯することがあります!
タイヤ交換や空気圧の調整後はリセットが必要です✨
最近ですとタイヤ空気圧をモニタリングすることが出来る車もあります♪
こんな感じ↓
ステアリングシステム(赤)(黄)
電動パワーステアリング(パワステ)に異常を検知した場合に点灯する警告灯です!
電動パワーステアリングとは、軽い力でハンドルを操作できるようにするシステムのことで・・・
点灯するとステアリング(ハンドル)が重くなり、運転するのが筋トレみたいになってしまいます(笑)
黄色く表示される場合もあり、赤く点灯した際と同じ症状が出るので購入したお店や整備工場に連絡しましょう!
エンジン警告灯(黄)
お客様からよくご連絡があるチェックランプ、ダントツ1位を獲得できる警告灯です(笑)
エンジンに関連する機構の異常を検知した時に点灯します・・・
エンジン警告灯が点灯した場合、速やかにディーラーや整備工場での点検が必要なので購入したお店や整備工場に連絡しましょう!
緑(青)
緑(青)は基本的にはターンインジケーターやスモールライト、フォグライトをONになっている時になります♪
つまり、何かのスイッチを入れていると緑(青)になります!
まとめ
今回はチャックランプ(警告灯)について書いてみました!
紹介したのは一部で、メーカー、車種によってチェックランプ(警告灯)は様々です。
「車の取扱説明書なんて読んだことないわぁ」って人はスマホとは違うので1度は読むことをオススメします✨
意外と知らない機能があることに気づくかもしれません(笑)
エンジンやブレーキなどのチャックランプ(警告灯)が点灯した時は即座に購入したお店や整備工場に連絡を♪
帰省や行楽でなってしまった場合は、ロードサービスや自動車保険を活用しましょう!