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【自動車販売店が明かす】見落とし厳禁の銀行ローンとディーラーローンの違いとは?メリット・デメリットも解説!

ローンを組んで車を購入したいけど、どのローンが良いのか分からない!と悩んでいませんか?実は簡単にあなたに合ったローンを選ぶ方法があります。なぜならどのローンにもそれぞれのメリットがあるからです。私はこれまで10台以上の車を色々なローンで購入してきました。その結果、どのローンを選ぶことが最適なのかこの記事を読むことで「ローン地獄」にならず、上手に車を購入する方法が分かります。結論は「どのローンが得をするか」ではなく、「その都度状況に合った最適なローンを選択する」という事です。それだけで車の維持や買い替えがしやすくなります。

銀行ローンとディーラーローンについて

車を購入する際のローンには、主に銀行ローンとディーラーローンの2種類があります。

銀行ローン

分かりやすく銀行ローンと表記していますが、「マイカーローン」と言い、銀行・信用金庫・信販会社・JA(農業協同組合)などが取り扱っています。申込対象は下記のような使途に適用可能です。銀行などの金融機関と契約し、購入先の車屋さんに支払います。

  • 車(新車・中古車)の購入資金
  • 車検・修理・付属品の購入資金
  • 運転免許証の取得資金

ディーラーローン

新車ディーラー・中古車ディーラーで車を購入する際に車屋さんを通して契約出来るローンです。大手の場合は(メーカー名)ファイナンス、その他の車屋さんの場合は提携している信販会社・保証会社・クレジットカード会社などがあります。

銀行ローンのメリット・デメリット

銀行ローンのメリット

  • ディーラーローンより金利が低いことが多い。
  • 住宅ローンを借りている場合でも、借入額に影響がない。
  • 所有権は契約者(購入者)にあるため、契約期間中でも車を売却・譲渡・下取りをすることができる。
  • 銀行系のマイカーローンでは、借入限度額が1,000万円まで可能な銀行があり高級車を購入したい人にも対応できる。
  • 銀行によっては、ネット申し込みで金利が優遇される事がある。

銀行ローンのデメリット

  • ディーラーローンに比べて審査に手間と時間がかかる。
  • 土日祝日に手続きが出来ない。
  • ディーラーローンに比べて必要書類が多い。
  • ディーラーローンに比べて審査が厳しい。

ディーラーローンのメリット・デメリット

ディーラーローンのメリット

  • 契約手続きが簡単。(最短30分)
  • 必要書類が無い。
  • 審査が緩い。
  • 金利や返済条件の交渉が出来る場合がある。
  • 車を購入するタイミングで申し込める。

ディーラーローンのデメリット

  • 所有権が信販会社等にあるため、自由に売却が出来ない。(所有権解除手続きが必要)
  • 銀行ローンより金利が高いことが多い。
  • ローン返済途中で事故を起こし全損となった場合、ローン残額を一括で返済しなければならないことがある。

銀行ローンとディーラーローンの総支払額の差はどれくらい?

金利の差によるそれぞれの支払額は以下の通りです。銀行ローン金利は最も提案率の高い2%、ディーラーローン金利は弊社で最も提案率の高い2.9%で計算します。ボーナス払い無し、返済期間は最も選択されている5年間で計算します。

ボーナス払いなし
返済期間5年 
銀行ローン
(金利2%)
ディーラーローン
(金利2.9%)
借入金額 400万円 400万円
総支払額 420万6,662円  430万1,828円 
月間支払額 7万100円  7万1,600円 
利息支払額 20万6,662円  30万1,828円  
利息差額  9万5,166円
 
一昔前に比べて双方金利が低くなりました。過去のディーラーローンといえば9%前後が主流で、それでも皆さん利用されていましたね。今やディーラーローンと銀行ローンの金利差は特別異なるとは言えない状況となりました。

借入金額が400万円と高額であっても利息差は5年間で9万円でしたので、金額だけ見れば決して安くはないですが、それに見合うメリット・デメリットを考慮して借入先を検討した方がいいことが分かります。

車をローンで購入する際のポイント

最も重要なのはそれぞれのローンのメリット・デメリットを理解した上で、その都度自分の状況に合わせて使い分けることです。以下のポイントを押さえてローンを比較検討するようにしましょう。

現在の状況から優先順位をつける

ローンを組むことに使える時間がどの程度あるのか。手間をどれだけかけても良いのか、かけたくないのか。欲しい車が決まっているのか、まだ無いのか。勤務年数や年収などの審査項目についても考慮して、現在の状況から優先順位をつけましょう。

金利を比較する

金利は、個人情報や購入車両によって異なります。仮審査の結果ディーラーローンの方が金利が低い場合もありますので、比較検討しましょう。ディーラーローンの中には金利の交渉可能な会社もありますので、そういった際も銀行ローンの金利が分かっているとお得になります。

維持費から返済額・返済期間を決める

ご自身が重要視しているのが月々の支払額なのか、総支払額なのかによって異なります。月々の支払額を抑えたい場合は、返済期間を長めにしましょう。総支払額を重要視している場合は、頭金の見直しや返済期間を短くしましょう。

ある程度その車の保有期間を決める

前提として新車の場合、購入〜売却まで多くの金額差があります。そのため長く乗った方が得をする傾向にあります。中古車の場合、市場相場に合わせて購入〜売却をするため、金額にさほど差がありません。

返済期間終了前に繰上げ返済を行うと残りの利息分は還元されますので、長く乗るつもりで長期借入を行っても心配はありません。しかし、短期で乗り換えるつもりで短期借入でローンを組んでしまうと、思ったよりお金が無くなっているため、その後の乗り換え資金が無いなんてこともあります。これが「ローン地獄」の始まりとなりますので、その後の乗り換えをある程度考慮してローンを組むことをオススメします。

まとめ

銀行ローンとディーラーローンの比較、メリット・デメリットについて解説しました。大袈裟に一長一短あるとまでの差はありません。

ご自身の状況に合わせて納得した上で使い分けるのが、最もお金と時間を有効に使うことが出来ます。中にはディーラーローンを無理に組ませようとする所もあると聞きます。(酷い場合はローンでないと売らないとか…)

銀行ローンにしても、ディーラーローンにしても、会社毎に異なりますので慎重に比較検討することをオススメします。Neukreis:ノイクライスではお客様一人一人の状況に合った購入プランをご提案しています。賢い車の購入方法などもご相談可能ですので、お気軽にお問い合わせお待ちしています。

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